こんにちは!新潟県長岡市の行政書士事務所、行政書士岸そうま事務所です。
車庫証明については弊事務所のホームページでも多くの記事を掲載しています。
ただ、車庫証明の手続きについて基本的な知識を備えておくに越したことはありません。
そこで今回は、車庫証明の申請方法や手数料などの基本知識を簡単に解説します!
車庫証明について知りたい方は、ぜひご覧ください。
車庫証明の申請先は警察署
まず、車庫証明の申請先は警察署です。
たまに、「車関係の手続きは全て運輸支局で行うのではないか?」と考える方がいますが、車庫証明は運輸支局で行えません。
さらに、近くの警察署であればどこでもいいわけではなく、保管場所の位置を管轄する警察署に提出する必要があります。
車庫証明の申請書には自動車の使用の本拠の位置(自動車を所有している人の拠点)と自動車の保管場所を書く箇所がありますが、誤って使用の本拠の位置を管轄する警察署に提出しないよう、注意しましょう。
申請方法
車庫証明の申請方法は原則警察署窓口での受け渡しとなります。
郵送で申請書類を送ることで申請完了、とはならないことに最大の注意が必要です。
オンライン申請(OSSといいます)は、車庫証明単体だと不可能です。
車庫証明と自動車登録を合わせて行う場合はOSSの使用ができますが、どんな場合でも使用できるわけではなく、諸々条件が付されていることに注意が必要です。
手数料
また、車庫証明には手数料がかかります。
申請時と受領時の2回に分けて手数料が徴収され、申請時は2,000〜2,300円、受領時は500〜600円と設定されていることが多いようです。
ちなみに、2024年12月現在の新潟県の手数料は、合計で2,800円とされています。
交付日数
さらに、車庫証明は即日で交付されるわけではなく、申請してある程度の日数が経過後、交付されるという形式が取られています。
この形式が車庫証明のミソともいえるものです。
即日交付されず、郵送申請もできないため平日の日中に2回警察署に行く時間を確保しなければならないのです。
ちなみに、申請から受領までの間の日数は3〜5営業日に設定されている警察署が多いようです(警察署によって変わります)。
土日祝休みで働いている方は、どうしても車庫証明のための時間を確保するのが難しくなりがちです。
そうした場合は、お近くの車庫証明に精通した行政書士に手続きを依頼することもおすすめします。
参考:自動車の保管場所(車庫)証明等手続 新潟県警
まとめ
いかがでしたか?
今回は車庫証明の申請方法や手数料などの基本知識を簡単に解説しました。
車庫証明は警察署が申請先の手続きで、郵送での申請を受け付けていません。
なかなか時間が取れない方は、行政書士に依頼することも検討した方がよいでしょう。
本記事が皆さんのお役に立てば幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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