こんにちは!新潟県長岡市の行政書士事務所、行政書士岸そうま事務所です。
行政書士試験の対策に必要なものとして、ときたま挙げられるのが六法。
ただ、「六法を使ったからこそ合格できた!」という方もいれば、「六法は買わなかったけど合格できる!」と主張する方もいるのが現状です。
そこで今回は、行政書士試験の対策に六法は必要かどうかを検討していきます!
行政書士試験の難易度についてはコチラの記事をご覧ください
そもそも六法とは
そもそも六法とはどのような書籍なのでしょうか。
行政書士試験用の六法には、行政法や民法の重要条文が収録されています。
また、六法の種類によっては条文に関連する判例を記載しているものもあるようです。
行政書士試験で、法律の条文を無視して合格を目指すことはかなり難しいです。
たとえば、行政法の記述式問題では、条文が頭に入っているだけで格段に正答に近づくことができます。
条文をそのまま書けばよいというわけではありませんが、答えを作るための骨子として条文は大きな役割を果たすといえるでしょう。
択一式問題でも、同様のことがいえます。
このように考えると、行政書士試験に合格するためには条文を多数収録した六法が必須のように思えてきます。
六法の必要性について
では、行政書士試験に合格するためには本当に六法が必須なのでしょうか。
私個人の見解としては、NOです。
たしかに、六法があれば重要な条文を効率よく暗記できるかもしれません。
しかし、行政法や民法では体系的な理解が重要になります。
条文の文章だけをつらつらと覚えるよりかは、関連した事例や周辺知識を紐づけて覚えていくほうがより効率的でしょう。
そして、体系的に学ぶことができるよう体裁が整えられているのが、テキストです。
試験に頻出の重要条文は、テキストだけで十分に網羅することができると考えています。
合格を目指すなら問題集とテキストだけでOK
行政書士試験の合格を目指すなら、問題集とテキストだけで足りるのではないかと思います。
もちろん、必要に応じて市販の模試や、肢別問題集を活用していくとさらに学習効率が上がるのは間違いありません。
行政書士試験で最も大切なのは、とにかくアウトプットを繰り返して精度を上げていくことだと思います。
アウトプットした知識に間違えている点があれば、テキストに立ち返って正しい知識をインプットし直す。
再度アウトプットして、知識を確認する。
この反復練習こそが、行政書士試験に合格するための王道ではないでしょうか。
結論としては、行政書士試験の合格を目指す時に六法は必要ないということになりました。
一個人の意見ですので、ご留意いただければと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、行政書士試験に合格するために六法は必要なのかどうかについて検討しました。
実際のところ、テキストと問題集で試験範囲はカバーできると思います。
試験範囲外の知識もつけて、さらに法律の理解を深めていきたい方は六法の購入を検討してもよいかもしれません。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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