こんにちは!新潟県長岡市の行政書士事務所、行政書士岸そうま事務所です。
行政書士試験に合格すると、さまざまな可能性が開けてきます。
代表的なものは独立開業ですが、もちろんそれ以外の選択肢もあります。
そこで今回は、行政書士試験に受かったら何をするか、3つの選択肢を紹介します!
行政書士試験の受験を考えている方、試験に受かったけど選択を決めかねている方はぜひご覧ください。
そもそも行政書士って何?という方はコチラの記事をご覧ください
独立開業
独立開業は、行政書士試験に合格した後の選択肢の中でもかなりメジャーです。
行政書士は、他士業と異なり、実務経験なしでいきなり開業する「即独」が珍しくありません。
私自身も即独で開業しましたし、行政書士界隈の中ではやはりそれほど珍しいことではないのかなと思います。
ただ、そうはいっても即独はやはりリスクがあります。
経済状況や家族を取り巻く環境など、個々人によって事情は多種多様だと思いますので、考えなしに「とりあえず独立すれば何とかなる!」と開業するのはおすすめできません。
一方、即独ならではのメリットもたくさんあります。
自分の手腕に事務所の行く末がすべてかかっているというプレッシャーはなかなか経験できませんし、とにかく活動するにあたっての制限がありません。
仕事をもらえるツテがあって独立するのが、独立開業の道としては最も安心なのではないかと思います。
使用人行政書士として就職
行政書士試験に合格した方の中には、使用人行政書士として行政書士事務所に勤める方もいます。
行政書士になると、日本行政書士会連合会から毎月『日本行政』という冊子が送られてくるのですが、書中に「会員の動き」というコーナーが設けられています。
それを参照すると、令和6年5月末日時点で、使用人行政書士として行政書士登録している方が約1,100名います。
行政書士法人の社員として登録している方も含めると、その数は約3,400名にも上ります。
登録者数の合計が約52,000名と考えると、割合としてはそれほど多くありません。
しかし、使用人行政書士は、安定した収入を得ながら実務を経験できるという大変大きなメリットがあります。
勤める事務所や法人によって取り扱う業務は大きく異なりますので、「ここで働きたい!」と思う事務所があったらダメもとで応募してみるのもアリではないかなと思います。
ちなみに、『日本行政』はインターネットから誰でも閲覧できます。
月刊 日本行政 日本行政書士会連合会
他資格に挑戦してスキルアップ
独立開業や、行政書士としての就職だけがすべてではありません。
司法書士や社会保険労務士、税理士など、行政書士試験の合格をきっかけに他資格に挑戦するのも一つの選択肢でしょう。
新潟県の総会や支部会に行き、行政書士とダブルライセンスで他の資格を持っている方が結構多いなと感じました。
行政書士資格は他士業資格とかなり相性が良く、一人でダブルライセンスを所持していれば大きなメリットになることは確実です。
「独立開業も行政書士としての就職も今は考えていない」という方は、他資格に挑戦してスキルアップを図るのもおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、行政書士試験に受かったら何をするか、3つの選択肢を紹介しました。
本記事で紹介した選択肢以外にも、突き詰めればもっといろいろな選択肢が見えてくるのではないかと思います。
ぜひ、自分に合った行政書士資格の活かし方を考えてみてください!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
土日祝日の面談も対応いたします。(要ご予約)0258-86-7209受付時間 平日9:00-18:00
お問い合わせ